皆さんこんにちは、ニートンです。
今回は、今更ですが2019年1月3日に起こったフラッシュクラッシュ(瞬間的な暴落)で、大損した動画や報告を見てニートンが思ったを記事にしたいと思います。
最初に、1月3日のフラッシュクラッシュの簡単な説明の後に、負け組なりに同じうような失敗をしない為の対策とかも考えてみました。
目次
2019年1月3日為替のフラッシュクラッシュとは?
えー、1月3日にですね、急激な円高が進行しました。
この記事新年一発目のトレード!ポジポジ病炸裂&天国から地獄へニートのFXトレード記録ドル円(USD・JPY)2019/01/03でも少しふれましたが、ドル円の5分足で300pips以上下落してます。
ドル円5分足
他の円ペアもひどい・・・
豪ドル円1時間足
ユーロ円1時間足
ポンド円1時間足
はい、僕が普段見ているペアのみですが、全てが300pips以上下落しています。
個人的には、結構おとなしいイメージがある、豪ドル円は500pips以上落ちてますね。
こういう瞬間的な下落が、フラッシュクラッシュと呼ばれています。
(為替に限らず、株などでもフラッシュクラッシュと呼ばれます。)
今回のフラッシュクラッシュの原因とは?
まあ、僕が調べた感じでは、アメリカのアップル社の売上高の見通しを下方修正したことによる、リスク回避がきっかけで円買いが進行したみたいです。
さらに、薄商い中(流動性が低い)状況だったので、一気に円高が進行してしまったみたいです。
大損報告のメシウマ動画を見た、ニートンの感想
はい、いくつか見たんですが、簡単に感想を・・・
「笑」のひとことですね。
まさしく他人の不幸は蜜の味です(笑
性格の悪いところが出てしまいしたね。
とはいえ、僕自身も・・・
メシウマ報告!失敗と損失の絶望の一年だったニートンの2018年を振り返る!投信・FX・IPO・仮想通貨結果まとめ
【悲報】FXで失敗・大損したメシウマ話、1日で100万以上を失った僕
てな感じで、負けまくってるので、笑ってる場合じゃないんですけどね・・・
まあ、大きな損失を出してしまった人も、是非退場せずに頑張って頂きたいと思います。
はい、次はフラッシュクラッシュの対策について、ニートンなりの考えを紹介していきたいと思います。
放置系(リピート系・スワップ狙い)の損失について
えー、動画の方はリピート系の自動売買を利用していたみたいですね。
※リピート系とは、買いと売りの注文を繰り返すことによって、レンジ相場で勝手に利益が出る仕組みです。
ニートンが考える、放置系の対策・回避法
はい、単純にレバレッジをかけ過ぎだと思います。
多分ですが、金利の高い豪ドルを多めに買われていたと思います。
豪ドル円月足
上のチャートは、月足ですが・・・赤線のところが70円くらいなんですが、確かにその下あたりまで耐えられれば、大丈夫だと僕も下落前なら考えていたと思います。
ただ、今回の下落はそれ以上でしたね。
まあ、放置系は10円以上動いても問題ないくらいの余裕がないとダメなんじゃないかと思います。
豪ドルは、直近20年ほどで2回ほど55円近くまで下落しています。
仮に、完全に放置して稼ぎたいというならそこまで、耐えられる資金が必要ですね。
そうじゃない場合でも、その時々の価格から10円以上動いても問題ないくらいの資金を口座にいれておかないと、今回のような急激な下落耐えられない可能性があるとおもいます。
スワップ狙いの場合は、レバレッジを2・3倍程度で運用するのがいいとおもいますね。
放置系の対策・回避法まとめ
・レバレッジを高くしすぎない
・リピート系なら、直近数十年の最安値(最高値)に耐えられるように設定する
・最安値(最高値)が無理なら、その時の価格から10円以上の下落程度は、耐えられるようにする
・スワップ狙いなら、レバレッジは2・3倍
裁量取引系の損失について
動画見てると、ドル円のスワップが1000円超えてるので、結構前からもっていたポジションだと思います。
長期的に見て、上がると思って買ってたんでしょうかね。
スワップの金額が違うポジションもあったので、ナンピン買いでもしたんでしょうか?
恐らく、5円ほどの下落で、560万の損失ですから100万通貨くらいですかね。
僕も基本的には、裁量取引なんで中々恐ろしい動画です(笑
まあ、結局のところ放置系でも書きましたが、リスク管理が甘かったのかなと思います。
ニートンの思う、裁量取引の対策・回避法
取引量が少ない時期やマイナー通貨は避ける
今回の下落の要因の一つに、流動性の低さがあります。
年明けで、日本の市場も閉まっていて、参加者が少ないので大口が価格操作しやすい状況になります。
市場に参加する人が、少なくなる年末年始などはポジションを持たないようにすると、急激な暴落や暴騰に巻き込まれにくくなります。
マイナー通貨も同じ理由で、参加者が少ないので、急激に動く可能性が高くなるので、なるべくメジャーな通貨で取引したほうが安全です。
ポジションを持たないほうがいいケース
・年末年始など薄商いの時
・マイナー通貨
・週末など、休日を挟むとき
・重要指標(FOMCや雇用統計など)や大きなイベント(大統領選など)の時
などの状況をさけると、急激な価格の変化を完璧には無理だけど、それなりに回避できると思います。
個人的には、借金にさえならなければセーフ
上の項目のような状況を避けたとしても、瞬間的な価格の変化はどうしてもあります。
そんな時でも、致命的な損失さえ出なければ何とかなりますよね。
裁量取引なら、一度の取引で最悪でも損失が、投資資金を超えなければOKだとおもいます。
例えばですが、過去10年で1日で動いた最高値幅ですが、ドル円で約8円です。
これを目安にすると、1万通貨あたり、8万円負ける可能性があります。
なので、投資に使えるお金が10万円しかないのなら、持てるポジションは1万通貨だけです。
それ以上のポジションを持つと最悪、追証で借金という可能性も出てきます。
まあ、もちろん一日単位の値幅ですから、途中で強制ロスカットに刺さる可能性もあるので、絶対というわけではありませんが、最悪の事態を想定すべきです。
動画を例にすると・・・
あくまで、推測ですが動画の人は100万通貨もっていたと思います。
で、800万の運用資金ですから、まあギリセーフですね。
とはいえ、一回の取引で全てを失います。
まあ、とにかくポジションを持ち過ぎだってことですね。
海外口座なら、ゼロカットがある
こういったケースで、一番損失が少なく済む方法は、海外のFX会社でゼロカット制度を導入している口座を使用することだと思います。
ゼロカットとは、口座がマイナスになっても請求しませんよっていう制度です。
つまり、追証がないということです。
僕自身も現在、XMという海外口座を利用しています。
僕は、取引枚数がすくないので、数千円程度のマイナスにしかなったことがないですが、ゼロカットはしっかりされてます。
今まで、マイナス分を請求されたことはありません。
ゼロカットの海外口座を利用する際の注意点
ゼロカットは、あくまで追証がないだけ。
なので、口座に全資金を入れておくと危険です。
例えば、AさんとBさんがいたとします。
二人とも投資資金は、100万円ですが・・・
Aさんは、100万円を丸々口座に入金。
Bさんは、100万円の内10万円だけ入金。
ポジションは、二人ともドル円を10万通貨ずつ購入、今回のような下落・・・まあ、500pipsの下落としましょう。
二人の違いは、口座に入金した金額だけですが、結果は大きく違ってきます。
Aさんの口座
最初の口座残高:100万円
今回の損失:10万通貨×500pipsで、-50万円
100万円-50万円で、損失額は50万円になりました。
Bさんの口座
最初の口座残高:10万円
今回の損失額:10万通貨×500pipsで、-50万円
10万円-50万円で口座残高は、-40万円
しかし、ゼロカット制度があるので、-40万円は請求されることはありません。
結果的に、Bさんの損失額は10万円だけで済みました。
ゼロカット制度を使うなら、入金額に気を付ける
はい、なのでゼロカットを効果的に使うには、できるだけ取引に使う最低限の資金を口座に入れておくことです。
・スキャルなら、1日分の許容損失額
・デイトレなら、4・5回分の金額
・長期なら、1回分の金額
といった感じで、自分の手法にあった分の金額を入金すると安心してトレードできますね。
資金がなくなるたびに、一々入金するのは多少面倒だと感じるかもしれませんが、損失を限定して取引できるのは大きなメリットです。
多少の面倒は、我慢しましょう(笑
海外口座の注意点
スプレッド(手数料)が日本より多い
日本だと、1pip以下のところもありますが、海外だと殆ど2pips以上開いているとおもいます。
僕の使っているXMだと、ドル円で約2pipsですね。
取引ペアによっては、もっと開いている物もあるので、普段日本口座を利用していると違和感を感じると思います。
税金の区分が変わる
国内のFX会社だと申告分離課税になり、海外口座は総合課税になります。
申告分離課税:20%+復興税
総合課税:所得によって変わる(最大税率55%)
海外口座の場合、めちゃくちゃ稼げる人は最大55%の税金を取られることになります。
逆に、僕みたいなニートで稼いでる額が少ない場合は、20%以下になるケースもありますね・・・(僕はマイナスなので、意味ないですが・・・)
損失の繰り越しができない
国内口座の場合は、確定申告すれば3年間の損失繰越ができますが、海外の場合は損失が出ても繰越ができません。
裁量取引の対策・回避法まとめ
・年末年始や、マイナー通貨、重要指標、重大イベントを避ける
・休日を挟む持ち越しは避ける
・国内FX口座なら、レバレッジを高くしすぎない
・海外FX口座なら、入金額に気を付ける
・海外FX口座は、税金面でデメリットが多い
デメリットもありますが、海外口座が気になるなら、僕が使っているXMがおススメです。
ここからXMホームページに行けます。(外部サイト)
最後に
はい、今回はですね2019年、年明け早々に起こった悲劇?(儲けたひとも多いはず)についての感想や予防・回避法について書かせてもらいました。
僕は、このときポジションを持ってなかったので、特に何も感じませんでしたが、いざ自分の身に降りかかった時どう対処するか?ということで今回記事にしてみました。
まあ、負け組の思考なので、参考になるかどうか疑問が残る所ですが、誰かの気づきになれば幸いです。